学生時代を振り返る『心理と教育へのいざない(’18)』第12回

とりこです。

心理と教育へのいざない第12回、教育現場におけるカウンセリング。倉光修教授。

今回は拗らせた大人視点から学生時代頃を振り返り、この講義の大切さを語りたいと思います。

スクールカウンセラーって?

教育機関で働く心理カウンセラー(SC)は1995年に開始されたとか、当時高校1年生。もちろん知りませんでした。

心理的な問題に苦しむ子どもにカウンセリングするお仕事でいいでしょうか。

カウンセラーの主な仕事

  • クライエントに対する共感的理解
  • 当面の課題の提案

学校教師の仕事は「教える」スクールカウンセラーの仕事は「育む」と書いてます。

話をするか(語るか)・聴くかの違いかな。

現代の教師(も)はいっぱいいっぱいじゃないかなって。先生とは別に子どもの話を聴く人は必要だと思う。

子どもは言葉で相手に訴えることが難しい

大人も簡単ではありませんが、子どもには子どもの事情があるよね。

わかりませんが、カウンセリング受ける子どもは、ほかの子どもと比べて、話を聴いてもらえるが環境が少ないのかなって。

心の中の闇って家庭環境にもあったりしますが(我が家はネグレクト)。それはさておき。

忙しいスクールカウンセラー

スクールカウンセラーは、保護者や担任からの相談(コンサルテーション)受けること多いのだとか。

もし私の子ども時代にあったらしっかりお世話になってたでしょう。親も私も。

私の中学生時代

中学3年の時、学年主任から「お前はよくグレないな」お褒めの言葉をいただきました(えへん)。中学生前半は美術の時間だけ学校行くとか、今思えばダメな子やってたな。学校目の前だったのに。

グレるかグレないかって「友人関係」もあるのでは。幼なじみが神過ぎたので、今も元気に生きてます。彼女含め、幼なじみは今も私の生きる原動力。

彼女たちは「家庭環境良くないにも関わらず普通に接してくれた。」家族のことも聞かないし、触れないし、普通に遊んでくれた。今も集まる大切な仲間たち(コロナ禍で会えてませんが)。

あとは絵を描くのことがそこそこ出来たので、ほかの成績ほぼ全部悪くても美術の成績は常にトップ。

当時は謎の自己肯定感を生み出していたな、たぶん。教科書落書きだらけで読めないって隣のクラスの子からクレームもらうぐらい、ずっと授業中漫画の絵を描いていた。(典型的なダメな子)

いじめの授業は26年前もあった

学校にスクールカウンセラーが入る前の時代、通っていた中学校にもいじめの問題はありました。

学年主任が熱い男だったので、積極的に問題を解決しよう・させようという気持ちがあったのかな。

中学3年の時、いじめについて語り合う学年集会ありました。

遠くに座っていた優等生の女の子が泣き出したりと、心に響く人もいたのかな?(何とも思わなかった私のほうが問題かもしれない。)

今思えば、当時の教師陣はスクールカウンセラーに近い仕事も兼ねていたのかもしれない。

この学年主任、数年後に元教え子が働くキャバクラで発見されたとか、それはさておき。

母子家庭少なくなかった

他所のまちと比べると片親率高かったんじゃないかな、今思えば。繁華街近い場所で暮らす母曰く「ここはスラム街!」とか、たのむ母さん、それ以上ネーミングセンスに磨かないで。母子家庭でネグレクトだった、当時はなんとも思ってなかった。

小さい頃は児相にもお世話になってました。私に問題があっての児相よりは、母親に問題がありすぎただけ。

子どもはそれみて普通(?)に育った結果の放送大学入学39歳。母は今も元気です、ピチピチの60代。

環境にも救われた=グレなかったのかもしれない。

講義では実際にあった?話も

私の話ばかりになりましたが、講義内ではカウンセラーが子どものために頑張る話がありました。

このような大人に出会えた子どもは幸せなんじゃないかって、しみみじ。4時から決闘するって昭和の話!?平成の話!?

裕福な家庭には裕福な家庭の闇があるでしょうし、我が家みたいな貧乏家庭には今日の夕飯がない!とか闇あるし。ダメな大人から学べることもいっぱいあった(てへ)。

箱庭療法の話

前回の講義で紹介された箱庭療法の話、今回も出てきます。箱庭療法って一般的なんだなって。もう少し若かったら体験出来ていたのかもしれない。あ、もしかしたらこれは授業の一環だったのかな?

一回やってみたい。

スクールカウンセラーの存在の価値

少子高齢化と言われる時代、子どもが年々減ってきている中で、昔と比べてひとりひとりの子が大切にされる時代でしょうか。

現代の教師の負担が多すぎると言われている中、スクールカウンセラーに救われた子どもはもちろん、親や教師も大勢いるのではないでしょうか。

問題ある親(子含む)はクラスに一定数いて、教師ひとりで太刀打ちできる相手じゃない。

そもそも40人学級(2021年現在)でもめ事のない良いクラスなんて作れるんでしょうか?。

教師の数が足りてないとか、問題は山積みだと思いますが30人学級になってほしいかな。私の中学時代は子ども少ない地域だったので1クラス30人学級。それゆえ穏やかだったのかもしれない。

教師の負担増がスクールカウンセラーの価値を高めてる部分、あるのかしら?

学んだことまとめてみた『心理と教育へのいざない(’18)』【放送大学】

子どもだって心の闇はしっかりあるぞ

というわけで、この機会に振り返ってみました。とりこでした。