とりこです。
発達科学の先人たち、7人目「ルドルフ・シュタイナー」
有名人らしいのですが、ごめんなさい知らなかった。というわけで今回もメモ。
ルドルフ・シュタイナー
ルドルフ・シュタイナー(1861-1925)オーストリア帝国のクラリエヴェックで、鉄道員の家庭に生まれた。
鉄道員から鉄道員が生まれないのは、昔も今も同じなのかしら。それはさておき、教科書の出だしがオカシイような。
幼少期より霊感の強い少年であった。
発達科学の先人たち(’16)より引用
えっと、なんだこの一文?とか思っていたら後から雲行きが、おやおやおや?後半なるほど納得。
過去に紹介してきた先人たちとは流れが違ったのか、受け止めるにはまだまだ勉強が必要っぽい。
ちなみに長男だったシュタイナー。
実業学校から高等専門学校へ進学、ゲーテを学び始め、自分で研究も始めちゃたりと偉人らしい流れ。
高専中退からの家庭教師しながら研究続け、研究熱心な20代前半。25歳で『ゲーテ世界観の認識要項』出版。1897年には『ゲーテの世界観』出版。
ゲーテって誰?
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(1749-1832)ドイツの詩人でもあり劇作家、小説家、自然科学者の肩書持つおじさまでいいのかな。
ドイツを代表する文豪だそう。えっと「恋する男」でいいのかな。Wikipediaざっと読んだ感想。
さて。
41歳で神智学協会の会員になり、しばらくしてここを抜けるとか。
人智を越えた普遍的神霊の存在を信じ、普遍的同胞愛を協議とする半ば宗教的な集まりであった。
発達科学の先人たち(’16)より引用
脱退後に、人智学(アントロポゾフィー)協会を設立。
1919年、学校建設を依頼され「自由ヴァルドルフ学校」開校。この後、各地でシュタイナー教育について講演を積極的に行い、64歳で死去。
教育について熱心になるのは還暦前からだったのだとか。
『子どもの教育』
講演記録をもとにまとめた小冊子。三部構成で、教育理念や祈りの言葉など。
当時の社会や教育は問題が山積みなので、その解決には人間本性の奥底まで洞察することが必要だと。
洞察には霊学、アントロポゾフィーが担うと。
あとはシュタイナー教育で大事なことのひとつ「模範と手本」。言葉の教育でなく、手本を示し、それを模範させることによる教育の大切さ。
100年前の教育、今も受け継がれてる理由が少しだけわかったかもしれない!?
『教育術』
1919年、自由ヴァルドルフ学校で行われた講演の記録。芸術を重んじている所がポイント。感性という文字が教科書にいくつも並んでます。
あとは博物学も大事だぞ、と。ゲーテの強い影響じゃないかと教科書には書かれてます。
工業化の波、産業革命
この時代の学校教育は、時代の流れによって急速に整備された背景があったのだとか。注入主義教育が主流で、子どもたちのモチベーションダウン、再び自由主義教育に再び光を当てた時代なんだとか。
シュタイナーとその教育実践も、広い意味で新教育の流れだとか。
ざっと100年前の話なんだよね。
学んだことまとめてみた『発達科学の先人たち(’16)』【放送大学】というわけで
教育の難しさ、何が正しくて何が間違ってるなんてわからないんだなって。時代に合わせた教育があるってことかな?
何にもわかっていない人のメモでした。