とりこです。
臨床心理と心理療法の第10回。
大場登教授とゲスト佐治真規子(字あってるかな?)さんの対談トークでいいの?かな。
大場先生の歴史や仕事内容についての貴重なお話が聞けたぞ。
というわけで、今回もざっくりメモ。
心理と教育コースって?
放送大学には6つのコースがありまして、この「心理と教育コース」選択しました。この道を選んだことをこの講義後に「うーん…」ひとり唸っていたのは内緒。
大変だよ、簡単じゃないよ!ということがひしひし伝わってきた第10回。
話が逸れましたが、
- 教育学
- 心理学
- 臨床心理学←こちら
この3つ目の領域が今回のお話。「苦悩」「問題」「課題」と実際に関わる心理学。ベットサイドの心理学と表現するんだとか。
臨床心理学の世界、闇が深い人が進む道とも言われているとか、いないとか。
「器」の話
心理療法、カウンセリングは相談とは違うよ。特徴としては「最初から最後まで一定の『器』の中で行われるんだよ」だそう。
器は面接室のこと。日常とは異なる場であり、空間である。器の中で話した内容は器の中で基本「留まる」ということ。
友人や知人と話す内容ではない
話すことで人間関係・友人関係が続けていくことが困難になる場合もある。
- 非日常の世界
- 病的に思われること
- ネガティブなこと
耳を傾け続けるためには、人間の心や人間存在について質的に深い、長期間の研修や経験が必要とされる。
もうすぐ40歳の私が、もし仮にも研修や経験を積むと、えっと…
えっと…(汗)
知らなかったこと
カウンセラーってクライアントの話に耳を傾け、受け止めることが仕事で、アドバイスをすることは基本的にないんだとか。
今までずっとアドバイスを含めてのカウンセリングかと思ってました、ごめんなさい。
クライアント・カウンセラーはアドバイスがなくても面接室という器の中で「影響を与え、影響を与えられる関係」になるのだとか。
講義を聞けば聞くほど「闇や負に浸かっていく仕事なんだなって」。
そういえば、カウンセラー・セラピストの個性大事だよって、大場教授もお話されてましたね。
もしかしたら闇が深い人ほど向いているお仕事なのかも?どうなんでしょうね。
学んだことまとめてみた『心理と教育へのいざない(’18)』【放送大学】教科書と講義両方ぜひ
心理と教育へのいざない、まだ始まってもいなかったのかもしれない、そんなこと思ったとりこでした。