とりこです。
放送大学「心理と教育へのいざない(’18)」
教育心理学について学びましょう。向田久美子教授、ゲストに進藤聡彦教授の今回。
最初大変?心理と教育のいざない
最初は教育の歴史についての勉強だったので「???」でした。前回の講義辺りから心理学が出てきて、ちょっとずつ楽しくなってきた!?
失礼な話だなーとか、自分でも思う。今回も楽しかったので備忘録。
向田久美子教授「記憶の仕組み:教育心理学」
まずは教育心理学って?
教育心理学においては、主に乳児期から青年期にかけての人間の精神および知能の発達や人格形成などと教育の関係を取り上げる。また、教育過程の諸現象を心理学的に明らかにし、効果的な教育の方法を見つけ出そうとする。さらに、教育の場面に現れる問題を一般心理学の見地から解釈し、実際の教育に応用しようとする。
Wikipediaより引用
子どもの頃を思い出してみましょう。まったく勉強をしてこなかった人←。
今日の授業内容を子どもの頃に知っていれば、授業が3倍ぐらい楽しいものになっていたのではないか。
記憶とはなにか、どうなっているのか。という講義だよね今回!?
記憶って?
記憶のプロセスをコンピューターの働きになぞられると
- 符号化(記銘)
- 貯蔵(保存)
- 検索(想起)
の3つ。人間の記憶はコンピューターではないので、記憶の省略・変容・消失があるといか。
記憶が保たれている事の証明になるのが「再生(言動や行動で再現)」「再認(見たり、聞いたり思い出す)」らしい。
再認の方が簡単だとか。
テストの穴埋めは再生、選択問題や〇×問題は再認テストにあたるんだって。
記憶のしくみ
とりあえず書いてみました。
アトキンソンらが記憶の3段階モデルを提唱してくれたのは、もう50年前のことでいいのかな。
長期記憶に入ることができた情報は半永久的に保持されるといわれている。
勉強というのは長期記憶に入るまで、その段階でどのようにして入れていくかがポイントかな?
この記憶が必要に応じて検索されたり、ふとしたきっかけで思い出されたりするってことだよね?
ポイントの言葉
- ワーキングメモリ
短期記憶は情報を短時間とどめておくだけじゃない!能動的な情報処理を行っているんだ!と、50年以上前、バッドリーたちは言ったとか。
何らかの認知課題の遂行中に、一時的に必要となる記憶の働き。
なんのこっちゃ?ごめんよくわからない。
このワーキングメモリの容量が小さいと、子どもが勉強などにつまずきやすくなるって。教育や訓練でワーキングメモリの向上が試みられているんだとか。
子どもの頃、しっかりつまづいた結果、放送大学で勉強中。
記憶の内容
長期記憶には「手続き的記憶」「宣言的記憶」のふたつ。
手続き的記憶には「スマホやパソコンの動作など」体に刻み込まれた記憶。潜在記憶のひとつらしい。
宣言的記憶は「知識としての意味記憶・体験と結びついたエピソード記憶」
エピソード記憶は努力して保持する必要ない=基本的にパッと忘れる記憶。
後々まで残っていく思い出=自伝的記憶。3歳未満では十分に機能してない。だから3歳より前の記憶ってないんだなーって。納得。
- スキーマ
- スクリプト
構造化された知識「スキーマ」その中で行動系列に関する知識「スクリプト」
スキーマがあるから、新しい知識を関連付けて取り入れることができる。スクリプトがあるから、レストランに入った時に、流れで席についたり、メニューみたり注文したりできる。スクリプト=台本のようなもの。
異文化摩擦の背景はスクリプトの違い、それによる行為の解釈や評価の違いが存在しているのだとか。
海外はともかく、東京と秋田、東京と栃木だってあるよ。こちらの常識は相手の非常識って誰かがいった。秋田も栃木もめっちゃ素敵な場所。
コンビニ徒歩圏内に無かった衝撃は今も忘れられない(違うか)。
栃木も秋田も車社会、東京(23区)は電車社会。23区出たら車社会かな?
思い出す「4つ」
- リハーサル
- 体制化
- 干渉の最小化
- 検索手掛かりの活用
何度も繰り返したり、チャンク(かたまり)やスキーマ(構造化)の活用、ランダムよりカテゴリー化。寝る前が記憶の保持に良い、しっかり寝る、手掛かりがあれば思い出す!とか。
ざっくりまとめたらこうなった。
干渉の最小化で「順向抑制」「逆行抑制」という言葉出てきましたが、新しいこと学べば昔のことを思い出し、後から学んだことで、昔学んだこと忘れてしまったり。
心当たりあるあるあるある。
丸暗記は忘れても、失恋は忘れない(名言)。
学んだことまとめてみた『心理と教育へのいざない(’18)』【放送大学】最後ざっくりですが
記憶の勉強って面白い。認知症の勉強も進めているので尚更。というわけで、次も頑張ろう。とりこでした。