学んだことまとめてみた『認知症と生きる(’21)』【放送大学】

とりこです。

2021年春から全科履修生として印刷教材と格闘する日々が続いております。

一番最初に印刷教材と戦い切った、思い入れのある科目「認知症と生きる」全15回講義と共に振り返り、感想などざっくり書き連ねていきます。

2021年追加「心理と教育コース」

昨年までは「生活と福祉コース」で取り扱いしていた科目。偶然にも選んだコースに入ってました、しかも難易度は低め(310かな)。1年生でも学べる内容になっておりました。

3月に過去の「認知症と生きる」を視聴、印象は「病気についてがっつり」。アルツハイマー型認知症のCTスキャンの画像あったような(うろ覚え)。今回の動画にはありませんでした。

今年からリニューアル&心理と教育コースでも学べることで「病気の事を詳しく奥深く」より「これから認知症とどう向き合っていくか」に焦点があるように思えました。

未来について考える科目でしょう(いろんな意味で)。

15回視聴終えて

第1回視聴『認知症と生きる(’21)』井出訓教授

井出訓教授と運命の出会い、第1回が井出教授でなかったら投げ出してたかもしれない(それはないか)。ほんわかな雰囲気が画面から伝わってきました。

あと数年したら認知症高齢者700万人超えとか、近所のファストフード店見てたらめちゃくちゃ実感湧きますよ(さっき行ってきた)。

老人ホームか!?と言わんばかりの高齢者の人たちを間近で見てたら、苦労するのは私たち世代より子供たち世代なんだよなって。

今の子どもたちへどう引き継いでいけるか課題だと思います。

恍惚の人

50年前の作品!?『恍惚の人(こうこつのひと)』有吉佐和子

オレンジプランの話

講義受けるまで知りませんでした。国は思っていた以上に考えていることに反省と感謝。

勉強の大切さを感じながら、これからの復習期間で学びたいと思ってます(これからでごめんなさい)。

病気は秘め事『認知症と生きる(’21)』第2回視聴して

山川みやえ客員准教授が若くて綺麗だったことはさておき、認知症に生きるで講師なさってくれる先生みなさん、お若い。

看護系でもある科目だとこうなのかな?井出教授が平均年齢上げてますね。

身内が認知症になる前に学んでおきたい科目

「もし家族がなってしまったら」よりも「家族がなってもいいように」の気持ちじゃないと、動画視聴していて精神的に辛いのでは?とか思いました。

講義聴いていて気持ちが重くなる時、ちらほらありました。

現実と向き合う場面、リアルという言葉でしょうか。心がずーんてなる瞬間、なんでしょうね。

普段の生活が大事『認知症と生きる(’21)』 第4回、繁信和恵教授『認知症と生きる(’21)』 認知症の種類と特性『認知症と生きる(’21)』第5回

関西弁が印象的だった繁信先生。診断の様子が詳しく紹介されていたりと、先生の明るさに救われた3回。

科目のポイントのひとつ、アドバンスケアプランニングのお話が出てきた回ですね。

認知症について詳しく説明があった3回でいいかな。

当事者の思い『認知症と生きる(’21)』第6回井出訓教授

井出教授再登場。スーツの下は寝間着だった事件を笑顔で語る井出教授が好き。

若年性認知症の方とのお話が印象的でした。とてもアルツハイマー型認知症とは思えない、普通のお兄さん。

言われないと分からない…

診断後どうするか『認知症と生きる(’21)』第7回 診断後どうするか、その2『認知症と生きる(’21)』第8回

河野助教は同世代。早期診断のお話を中心に「早期診断は絶望じゃない、早期安心である」。

7回では前向きに取り組みを行うNPOのお話が紹介されてました。これからもっともっとこのような場が必要になってくるでしょう。

8回では地域の取り組みについて紹介。認知症の人が地域で暮らしていくことについて考えさせられる回。

当事者と地域の人たちがどのように取り組んでいくか、課題が山ほどあるわけですね。

公的制度について

介護保険って?介護保険料払ってない人(もうすぐ払い始めるよ)これから学ばなければならないお話。

2000年に制定された公的保険、依存しないようによろしくねーみたいな。

ケアマネジャーのお話とか、これからこのお仕事需要あるのでは?個人的には思いました。

もっと若いうちからこのような知識は持っておいたほうが良かったかなと。めちゃくちゃ大変そうなお仕事だと思いますが。

認知症のサポートって?『認知症と生きる(’21)』第9回

井出教授再登場

居場所のお話ですね、今回お茶目な一面が覗けなかった(居酒屋という単語は多かったけど)。

認知症カフェについてのお話、都内にけっこうあるぞ認知症カフェ。残念ながらコロナ禍で訪問するには難しいこのご時世。

空き家が増えていく今後、認知症の方含め、お話を聞く場所・聞ける場所を作っていくことは地域活性化に繋がるのでは?

簡単じゃないと思いますが、人は居場所があれば生きていけるんだよなって。(しみじみ)

認知症のサポートって?『認知症と生きる(’21)』第9回

看護師視点からのお話

樋上講師のお話。看護する側からの視点、普及している部分とまだまだこれからの部分。テレノイドと出会った時に「これがテレノイドが…」可愛いとか可愛くないとかじゃない、テレノイドはテレノイドだった。

これからの事考えよう『認知症と生きる(’21)』

13回から15回の講義

山川准教授(13回と15回)と河野助教(14回)13回は認知症の人との関わり方、看護師になる人にとっても大事な回かな。VRの利用は経験してみたい。

経験と体験は今後大事になってくるのでは。

14回は認知症サポーター養成講座について。私の住んでいる街でも毎年開催されていたみたいですが、コロナ禍で開催時期未定。開催決まったら参加する予定。

15回は「認知症に優しいまちづくり」。図書館でお仕事されているお二人をゲストに話が進んでいきます。

あれ?図書館で働く人のほとんど委託じゃないの?正規職員少ないって聞いたことありますが、実際どうなんでしょう。

図書館と福祉の繋がり。知らないこと多かったので勉強になりました。たしかに図書館年配層多いなーとは思ってましたがこういった事情があるのだなと。

ここ数年は図書館利用してませんが…(偉そうなこと言えませんごめんなさい)。

未来に希望を持つために学ぶ科目

認知症の人はこれから増えていくよ、これからしっかり考えましょう!という15回。

絶望ではなく、希望をテーマに作られた15回の動画ではないでしょうか。

教育と心理で学ぶ意味は「認知症の人の心を理解すること」だと思いましたが、違っていたらごめんなさい。

あと数年したら義務教育でみっちりやるんじゃないかなって(もうやってるのかな)?

子どもたちの未来のためにもしっかり学び伝える大切さ。少子高齢化、子ども生むにもお金かかるし、生きていくだけでもお金かかる世の中。

本当の学びはこれからです、とりこでした。