居場所は大事『認知症と生きる(’21)』第10回

とりこです。

認知症を生きる第10回、井出教授再登場。15回まで読み終えた後にまえがき読み直したら泣きそうになったのは内緒。

印刷教材を片手にもう少し勉強が必要だ。

今回は「認知症になっても不自由しない居場所づくり。」

人間誰しも居場所が必要

認知症でなくても、居場所がないと生きていくの辛いぞ。

認知症の人の居場所について。施設や病院、だけでなく地域の中で暮らしてる人も多かった。地域にもよるみたいですが、認知症になっても家で過ごす人は少なくないんだとか。

認知症と診断を受け、引きこもる人もいたりと、孤立していく人もいるのだとか。

異場所という言葉

認知症になることで現れる症状のゆえ、今までの人との関係に変化が起こるとか。本人の変化よりも周りの人の変化のほうが大きいのかもしれません。

偏見や理解のなさ、あれこれあると思います。私もこの科目を取らなければ認知症についての理解ないまま死んでいたことでしょう。

井出教授の優しい声、そうだよ、心のよりどころは誰だって必要だよ。

職場であったり、家庭であったり、井出教授は居酒屋も挙げてましたね。誰かにとっての居場所としての役割を果たしていると。

病院や施設、デイケア、デイサービスは居場所になるのか?という問題。サービスの提供がその人の居場所になるとは限らないと。

本人が満足に楽しく過ごせるであれば居場所になるでしょうが、どれだけの人が居場所だ!って思っているのか。

言われてみれば、そうだなって。

仲間とは

認知症の人同士の語り合いだったり、認知症になっても働きたい意思があって一緒に働く仲間がいたり、居場所があって仲間がいることって、簡単なことじゃないのかな。

認知症でない私でさえ「あれ居場所ってどこだろう」思う日ありますよ。

今回のテーマ「認知症カフェ」

2021年現在コロナ禍で、お客さんとして認知症カフェにおじゃますることは難しい今日この頃。調べてみたら東京にはたくさんの認知症カフェあるのねと驚きました。

厚労省が2012年に出した「認知症施策推進五ヶ年計画」(通称オレンジプラン)に明記された、集う場所を普及させる施策、ひとつとして出来たのが認知症カフェだとか。

2018年には全国に約5,000か所。お手本になったのは1997年オランダのライデン大学で始まったアルツハイマーカフェなんだとか。オランダは先進国みたいですね。

動画で詳しく紹介されてましたね。若い人からお年寄りまで集まれる場所。

語り合える場所、心落ち着く居場所ってそういえば多くないかもしれない。

自分の地域はどうなってますか?

あ、自分の街の認知症カフェは調べてなかった。ざっと今調べてみたら施設の中にあるカフェばかり?

簡単におじゃまするには敷居が高い?もうちょっと調べてみないとですね(コロナ禍なのであれですが)。

研究課題にもありますね。

ちなみに井出教授の講義は3回ありました

第1回視聴『認知症と生きる(’21)』井出訓教授 当事者の思い『認知症と生きる(’21)』第6回井出訓教授

井出教授のお茶目な一面が見えなくて残念と思ったのは秘密で。

学んだことまとめてみた『認知症と生きる(’21)』【放送大学】

認知症と社会がもっと繋がる社会を目指して

2025年、日本の認知症患者数は700万人超えるといわれてます。認知症と社会が上手くやれてるかと言われると、まだまだ、まだまだすぎるといったところでしょうか。

身の回りでもっと意識して生活していけたらと思いました。

居場所は誰にも必要だ、とりこでした。