とりこです。
放送大学「心理と教育のいざない」。戦後教育行政について語ることは、現状では困難!
というわけで、次行きますー。
岩崎久美子教授「大人が学ぶ理由:生涯学習」
岩崎教授の専攻は成人教育学、生涯学習論。生涯学習についての本も出されているとか。教科書の巻末に紹介されてる著書の内容いっぱい。
今回楽しみにしていた授業、ワクワク。
大人の学習の特徴
- 変化する未来への対応
- 自分の成長に対する前向きな働き
やらされている学習でなくて、やってやるぜ!学習ということ。「自分の人生への潜在的な期待」がポイントに挙げられます。
大人になってから資格の勉強しかしてこなかった私。最後の資格取得は2020年冬、簡単な資格取ったぞ。コロナ禍でよく開催してくれた、ありがとうありがとう。
その後、昨年末の社員試験を受けるにあたっての勉強(たったの2週間)。放送大学に入ったきっかけが「社員試験の勉強が勉強になっていなかった」。
これは勉強せねばならぬなと、40歳前にしてやっとやっとやーーーーーーーーっと気が付いたんだ。遅いぐらいか、遅すぎたか。
人生経験・現在直面する状況と密接な関係を持って行われる
心理と教育のいざない 大人が学ぶ理由:生涯学習より引用
ピンチをチャンスに。最近見たテレビドラマで、「喧嘩に強くなる(勝つ?)には己の弱さを知ることだ」と寛さん言ってました。
私はこれから誰と喧嘩したいのでしょう、それはさておき。
学習の目的
- 目標志向
- 活動思考
- 学習思考
キャリアアップや社会的刺激だったり、学習自体を望むことだったり。フールという人が21人インタビューした結果、3つに分かれたんだとか。
私は学習思考なのかな。目標はざっくり「大学卒業」「心理学の資格」なので、今はまだ先がぼんやりしておりまする。
子どもと大人の学習の相違
学ぶ側の意識も違うし、教える側も意識と教授法違う。義務教育時代、勉強面白いとか楽しいとか思ったこと一度もなかった人間、こうやって今勉強してるんだから、人生何が起きるかわからないよねーって。
自分の意思で勉強する機会、どうもありがとう。
自己決定による学習
自発的に行ってます、自発的にノート取ってます、ブログ書いてます。
「大人の学習=自発的」がポイント。
今までの人生経験が今の勉強の糧となっている。生涯学習へと繋がっているわけですよ。
放送大学で心理コース取ったのは、心理学に興味が湧いたから。
人の心を知りたくなったから。
大人になってから学ぶ理由
- 長寿化
- 高学歴化
- 知識経済化
70年前の平均寿命50代だったとか信じられません。現在80歳超え。大学進学率も昔は1割、現在5割以上。
現代、勉強することが当たり前の青春時代。勉強してきた人そうでない人の将来が、若い段階である程度決まるといった人生設計もあるかもしれません。
これからは学校を離れた後も、自ら学習設計をしていかないといけない時代。だって長生きしちゃうんだもん。
勉強する人としない人の差がでるんだな、きっと。今まで学んだ知識の陳腐化も、問題になっているひとつでいいと思う。
デジタル技術についてはもっと勉強していく必要ある現在。この辺りは苦手。
困難な経験から人生を学ぶ・人生を意味づける
ピンチは人をチャンスに変える。
ライフイベントを乗り切るため、何らかの学習活動をする。変容の学習というのかな。
自分自身を振り返り、自己を物語る学習の例として「ナラティブ学習」というものがあって、ナラティブ=語る、だとか。
自分の人生を肯定する重要な学習なんだとか。自分を肯定してこそ前に進めるというか、うん。
学んだことまとめてみた『心理と教育へのいざない(’18)』【放送大学】生涯学習への誘い
このブログを読んで「ちょっと勉強してみよっかなー」なんて思った大人がいたら嬉しいな。80歳超えても学習活動は可能だと研究結果も出ているのだとか(脳へのダメージがない場合)。
学習を通じて、自分の人生を振り返り肯定すること。それが新しい自分と出会えるきっかけだったりするのかな、勉強はこれから死ぬまで続けたい。
まだスタート地点のとりこでした。