紳士から学ぶ『人生を豊かにしてくれる「お金」と「仕事」の育て方』松浦弥太郎

とりこです。

仕事を「続ける」か「辞めるか」どうするか。

通信制大学で学ぶ前から何を考えているのだろう。そんな時は読書だ。病院の待ち時間で読んでいた本、松浦弥太郎著『人生を豊かにしてくれる「お金」と「仕事」の育て方』

日本一丁寧なおじさま「松浦弥太郎」

日本にこれほどまで「丁寧に丁寧を重ねて、ミルフィーユみたく濃厚かつ繊細さを兼ね備えた男性」がいたであろうか。事務所のスリッパを床へ豪快に叩き付けてから履く男性のことではない。

このブログでもたびたび紹介、この本で3冊目?もっと定期的におじさまの魅力に迫っていきたい。やさぐれた心に染み込む良書。

バファ〇ンのような効き目。ちなみにこちらの本は2020年出版。

松浦さんは勉強家

たぶん松浦さんの本を手に取る人って「勤勉家」。毎夜寝る前、1時間勉強時間に充てるなど、学生以上に勉強する人。高校中退してるからこその、現在の学びの心があるのでは。

どうでしょうか。

お金・時間の使い方について

お金以上に使い方を気を付けるのが「時間」。なるほど。

1時間の価値について、リターンがわかりづらいから難しい。目に見えないので「意識するかどうか」そう言われたら、うん。

私自身うっかりツイッターとか、うっかりヤフーニュースとかやっちゃいますが、ガラケーなので外に出れば一切やりません。

スマホを持たない魅力は「ダラダラ時間を使わなくて済む」じゃないかと。あと人間関係w

いいお金の使い方をじっくりと何度も何度も続ける。いい時間の使い方をじっくりと何度も何度も続けると、絶対に結果が出ます。

人生を豊かにしてくれる「お金」と「仕事」の育て方より引用

松浦さんは難しいことを簡単に書きすぎるんだよ(おい)。松浦さん何にも悪くない。

まずは財布の中身をしっかり確認する。支出と収入の把握。Excel家計簿はじめました、手帳はじめました。書くことで可視化したら衝動買いが減ったり、自分の無意識の行動など、自分自身のことをまずは知らないといけない。

時間の使い方はまだまだ難しい、やっとお金の使い方をコントロールできるようになった30代終盤。少しの時間でも気持ちよく過ごせるよう、気持ちの整理整頓、難しいよーむずかしすぎるよー。

そのための読書だったりするのかもしれない。

人はつらい時、苦しい時は、それを忘れさせてくれるものに、衝動的にお金を使いたくなるものです。

人生を豊かにしてくれる「お金」と「仕事」の育て方

さっきの続きですが、読書っすね、勉強っすね。勉強する気力体力ない時もあるのでアレですが、しっかり休むのと同時に「忘れる行為」私自身「心の上書き保存」だと思ってます。簡単じゃない。

女性は上書き保存が上手って聞いたことあるw

困っている人をもっともシンプルな形で深く助けることができるものに、お金はついてくるのです。

人生を豊かにしてくれる「お金」と「仕事」の育て方より引用

心の中、スパッと忘れちゃうね大事なことほど。困っている人を助ける=収入。感動×人の数=収入。などなど、関わる人の多さが収入に繋がるって。今やっている仕事はどうかな?って頭の片隅で考える。

「観察」からの「行動」

松浦さん観察眼が凄いのだと思う。本にも書いてありますが、行動の前には観察じゃないかと。勢いだけではうまくいかないこと多いぞって。

お金と仲良くしてる人のお金の付き合い方をしっかり見てみましょう、と。

松浦さんの「初めての日雇い」

高校中退後、アルバイト生活の苦労話も詳しく書かれています。時代背景が今と違うので「令和はアウトも昭和はセーフだった」なんてこともいっぱいあるな。アルバイトで溜めたお金での海外経験が今の松浦さんを作ってるのだと思います。

海外での危険な体験、素敵な経験・思い出もあり、現在の日本での生活。

ちなみに松浦弥太郎さんを検索したら「圧倒的紳士」の文字。上手いな、この言葉。圧倒的紳士を作り上げたのは過去の経験・体験だ。

苦労した、より努力した人じゃないかな?

失敗をノートに記録

紳士が紳士たる所以、失敗を忘れないように、二度と繰り返さないように。失敗は人を育てます。成長の糧は失敗、胸が痛い、書いていて痛い。失敗は財産ね。

感動してくれる人、信用してくれる人、喜んでくれる人、そういう人を日々増やしていくよう努力するのです。

人生を豊かにしてくれる「お金」と「仕事」の育て方より引用

100人から105人、ここがポイント。ちょっとずつ、少しずつ。一気に増えたものは一気に減りますが、ゆっくり増えたものはゆっくり減ります。焦らずに、ポイントでしょうか。焦りっ子の私には耳が痛い話ですが。

仕事は準備に時間をかける

今の私のことだ。準備が9割って間違ってない。3案!3案だよ私!1案でへこたれるな!次持って行け!と、病院の待ち時間でひとりうなずいた内容。その仕事に対してどれぐらい情熱・熱量があるのか。私まだまだだったーーーーー。

たいていの場合誰もそこまで考えてない「な・る・ほ・ど!!!!」って胸痛い。

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好きです松浦さん

もっともっと松浦さんを語れるようになりたい。紳士に似合う淑女になりたいとりこでした。