50の言葉が教えてくれた『リーダーの禅語』枡野俊明

とりこです。

リーダーに必要なものって?禅語でわかりやすく説明した本。禅と向き合うとこんないいことあるよ!お寺の住職さんが優しく、丁寧に教えてくれます。

リーダーが身につけるべき力5つ

「風格」「育成力」「平常心」「行動力」「信頼力」この5つが柱の本。ブレない心、リーダーに持ってほしい5つ。

読みながら身近な人を思い浮かべ、そのあと自分自身を振り返り、まだまだだなとため息。

読んで説教されているような気分は悪くない、珈琲が進む進む。それぞれの章から気に入った言葉を書き出してみた。

「失敗」という言葉には、成功を阻む悪いことのようなイメージがありますが、実際には逆。「成功の原資」ともいえるものです。

リーダーの禅語より引用

第1章風格より「本来無一物」。失敗は当たり前なのですが、失敗=悪のイメージが強すぎる現代。

もっとリーダーには「失敗から生まれる成功の芽」「可能性」突き詰めて進んでほしい。自分自身にも、部下にも。

失敗の数だけ人は強くなれると思ってる、いや、強くなる。私自身、昨日も失敗したのかなーて悶々。友人に愚痴を聞いてもらい、一晩寝たら落ち着いたな。

「この人なら、応援しよう」とお互いに思えるか

リーダーの禅語より引用

第2章育成力より「清風拂名月 名月拂清風」。上司と部下は生かし、生かされるもんなんだよって。気持ちの一方通行じゃだめなんだぞって。

部下から学ぶ姿勢を忘れてはいけません。私のことですね、後輩から学び取る気持ちをしっかりもって仕事頑張ります、次!

困難を笑い飛ばせるリーダーは強い

リーダーの禅語より引用

第3章平常心より「一笑千山青」。心配するな!なんとかなる!困難な状況にこそ人の強さって発揮するよね、そうそう。一流のリーダーに持っているもの。

悩みでいっぱいになった心は視野が狭くなって、判断誤っちゃうよ。いい結果は得られないよ。まず笑え、なんとかなるさ!

その気持ち、忘れちゃいけないね。

日々コツコツと努力を重ねているかどうかにかかっています。

リーダーの禅語より引用

第4章行動力より「結果自然成」チャンスをつかめない、気づかないリーダーは努力不足だ。結果は自然に出てくるものだと書いてあるぞ。

このブログの先はアクセスアップか、自分のためか、誰のためか、自分のためだな。

本の紹介書いていると「嫌でも読まなきゃならない」嫌じゃない、読みたいから書く、書くから読むの相互互換でいいのかな。

このブログの趣旨は「書くこと」。ブログをはじめた2016年から(このブログじゃない)2021年の現在、世界が変わった、ハズキ〇ーペぐらい世界変わったと断言できる。

他人のためになることを優先させて行動する、それが自分を鍛え上げることにつながり、結局は自分自身のためになる。

リーダーの禅語より引用

第5章より「利他」成功するのは、与える人。上司は部下のために環境を整えたりしてますか?助言など惜しまずしてますか?

与えることって簡単じゃない。職場を見渡すと出世している人は良くも悪くも与えてる人じゃないかな、何かを。ファンが増えるとでもいうのか。

裏方の立ち回りできる人のほうが、出世するケースは多いって書いてある。

自信があるから裏方に回れるとでもいうのかな。「私が!私が!」っていう人は自信がないからアピールしてしまうとも聞いたことがあるので、その人のメンタル(器も?)が大きく左右するのかもしれない。

枡野俊明(ますのしゅんみょう)さんって?

1953年生まれのお寺の住職さんでもあり、庭園デザイナーでもあり、美大の教授もやって、本も出す。心に関する本が多いのかな。

雑誌で紹介されているのを読んだことがあったかな。文庫本を手に取ったのは初めて。わかりやすく、丁寧に書かれているので読みやすさ◎

この本もいいことが50個も書いてあるのに、もっと素敵に紹介できないんかい!と自分自身にお説教のような。枡野さんの本をもっと読んで、シンプルな心を持ちたいな。

リーダーに読んでほしい一冊、上司に読んでほしい一冊、とりこでした。