上司に戦いを挑む貴方へ『参謀の思考法』

とりこです。

職場の上司と日頃から戦っていた2020年。相手は職場で2番目に偉い人で、尊敬する人であり、信頼している人でもあるかな、あるかも。

荒川詔四「参謀の思考法」

個人的に2020年一番面白かった本。ブリヂストン元代表取締役社長の昔話含めて「リーダーとは何か」「参謀とは何か」分かりやすく書いた本でいいでしょうか。共感できるところが多かったかもしれない。

直属の上司との関係性に悩む人にいいのかな

上司のタイプを見極めろ、その通り。恋愛でも仕事でも同じ、相手が何を考えどう行動するかちゃんと見ましょう。

著者の荒川さんは冷静に人を見ることができる、普段は冷静沈着でおとなしいんだけど、裏で吠えるタイプじゃないかと勝手に推測。吠えていることは触れていないので怪しいなーと(笑)

上司が部下をどのように見ているか、この本を読んで想像すると面白いのかもしれない。ただの部下として見られているか、信頼され、参謀として見てもらえているか。指示待ち人間は参謀になれないよって書いてある本です。

貴方の欲しいものは『影響力の武器(第三版)』

仕事のスタイルは上司に合わせる

私の上司は付かず離れず、むしろ放置プレイがお好きなタイプ。あまりにもレスポンスないので、コミュニケーション取る別の上司と仕事するとドキドキしちゃいます。(たぶんそれが普通。)

基本「企画書出す→放置」次に行く、のパターン。例えば大掃除の企画は9月に出して、やるかどうかは12月までお預けとか凄いな、いろんな意味で。私自身やらなくてもいいんじゃないか、大事なのはそれまでの経過じゃないかと思っているので上司に合わせます。

他の人だとこういう上司は不安になるんじゃないかな。(ちなみに上司は体調良くありません。)放置しないといけない現状もあったりしますが。

機能しているか別として…

上司が間違っていたら戦う覚悟

上司に向かって「それは違いますよ」言える関係性。相手を見るスキルを身に着け、戦う。可愛がられるな、違うと思った時は戦え。私はしょっちゅう言ってしまうので、過去に「口うるさい」褒められたことも、照れるなー。

この本には「原理原則」よく出てきます。最強の思考ツールと書いてあって納得。私は「(職場)環境を大切にする」なので、上司が環境をぶち壊した時には容赦しないと決めてます。パワハラはダメだぞっ。

参謀は「本物のリーダー」になるための登竜門なのだと思うのです。

参謀の思考法より引用

リーダーなりたい人にオススメ

自分自身のリーダー像と照らし合わせて、荒川さんのようになりたい!と思える人にいいのかな。ハデハデ目立ちたいぜー!!!!っていう人、俺様リーダーシップ向けの本ではありません。こそこそ上手く立ち回る人がリーダーになっちゃったよーなるほどー、な本。

荒川さんの考え方、好きです。目立たないように…ってたぶん相当目立ってたと思いますけどね。自称地味社員、裏ではクラッシャータイプ。謎の親近感。

荒川さんの本ほかも読んでみよう、とりこでした。

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