黒子的存在『心理と教育へのいざない(’18)』第13回

とりこです。

医療における心理診療、第13回。小林真理子准教授、ゲストに大山先生。

ざっくりメモ。

臨床心理士って?

人生で一度もお会いしたことありませんが、どこで働いているのでしょうか。

  • 医療保険領域
  • スクールカウンセラー

次に大学・研究所で、その次が福祉だとか。もしかしたら会ってるかもしれない…?

働く主な診療所は?

  • 精神科(児童精神含む)
  • 心療内科

次に小児科、内科だそう。

印刷教材に少しですが表になっているので、参考になるのでは。

チーム医療の話

医療現場はひとりじゃない。医師や看護師、薬剤師や検査技師などたくさんの人が存在していて、協働して患者の治療に当たってますよと。

医療のあり方の変化「直す医療」から「支える医療へ」。チーム医療重要だぞ!と。

臨床心理士も医療チームにしっかり入ってます。

大山先生のお話で「黒子的存在であれ」たぶんチーム医療のお話だったかな?(うろ覚え)表に立てない臨床心理士、縁の下の力持ち的な役割、病気になった時の人への支えになると。

講義を聞いていると、臨床心理士のポジションって何?悶々としながら働いている人が少なくないのかな?

現場でどのように振舞うか、看護師や検査技師などと比べると曖昧な部分が多いのかもしれません。

患者さんとのやり取りも含め、医者や看護師との間にも立たないといけないお仕事。守秘義務もあるでしょうから。

クライエントを理解する際の基本

生物ー心理ー社会モデルというものがあって、人間の存在を、

  • 生物的存在
  • 心理的存在
  • 社会的存在

統合的に見ましょう。

病気や障害等の問題を、

  • 生物的要因
  • 心理的要因
  • 社会的要因

これは図にしないとわからんな(印刷教材に載ってます)。

相手への理解があって治療がスタートできる、ということでしょうか。

病院で働く臨床心理士、図太くなきゃダメ?

ここからは個人的見解ですが、世渡り上手な人?患者さんだけじゃなくて、医療チーム全員を把握しないと仕事円滑に進められないなって。

サラリーマンっぽい要素満載な職業??

前回勉強したスクールカウンセラーの話。1回のカウンセリングの輪は「対子ども」そして「対親・教師」だけよね?基本は。

病院であれば1人の患者さんに対して「対医師・看護師」「対理学療法士」「対薬剤師」大勢いるのでは。

担当する患者さん1人ってわけでもないと思うので、抱えこむ量が臨床心理士多くない?または人によっては仕事が回ってこないとかあり得るのかなと。

黒子的存在。チーム医療でリーダーになれることは決してなく、周りに合わせつつも上手く動かなきゃいけない仕事なのかな。

学んだことまとめてみた『心理と教育へのいざない(’18)』【放送大学】

患者と仲良くなる前に病院スタッフ全員と仲良くなれ!と。人間だもの、合わない人いるさ。

患者さんの心のケアをしながら、しっかり自分の心のケアすることも大事な仕事なのかもしれない。大変なお仕事じゃないんでしょうか。

心理士は心の専門家、心の取り扱いには十分にご注意ください、とりこでした。