とりこです。
森津太子教授、社会心理学について。
個人的メモ。
人間は社会的動物である
最初から驚いたのが、社会心理学は「集団行動・集団力学」じゃないぞと。社会を英語で「social」もともと「仲間」という意味。
仲間はひとりでもいいのだとか。
社会心理学(social psychology)ソーシャル・サイコロジーでございます。
昔も今も、人や人に似たものとコミュニケーションを大切にしてきて、絶やしたくない生き物ってことでいいのかな。
個人的に言えばLINEとかTwitterとかのことかな?LINEはやってないのでアレですが。
社会心理学の定義
他者が実際に存在したり、想像の中で存在したり、あるいは存在することがほのめかされていることによって、個人の思考、感情、および行動がどのような影響を受けるか、を理解し説明する試み
心理と教育のいざないより引用
他者の存在=社会でいいのかな。ポイントがいくつか。
- この定義に社会という言葉が出てこない
- 目の前にいる人でなくても、心の中もOK
- 個人の思考、感情、行動への影響に関心を向ける
他者がいるからこその学問ってことですね。
対人認知とは
- 物の認知と人の認知
- 対人認知の必要性
- 対人認知の正確性と過剰な自信
人の認知は外側から観察できないということは、推測が入るということ。
人は単体ではザコだけど、他者と絆を築いて、集団生活を営むことができたから、今までやってこれた。
1対1の関係だけでなく、集団のサイズが大きいほど関係は複雑化。ひとりひとり独立した感情を持っているものね。
家族だけでも大変なのに、会社になったらそりゃ大変だわ。
まぁーうまく人間関係を築くっていうのも才能だったりするのかもしれません。しみじみ。
あの人の怒る原因って?
例えば職場のイケメン所長がいたとして、なんで今怒ってるの?って。
- 内的要因
- 外的要因
もし私が怒られたとして「きっと彼女と上手くいってないんだ、機嫌悪いんだ」とか思ったりするかもしれないけど、違う「所長に頼まれた仕事終わらせてないからだ」。
怒る原因、内的・外的要因等しく検討しなきゃダメよって。
人はこの「外的要因」軽視しちゃう傾向があるんだとか。これが帰属のエラーというものかな。
行動の原因を内的要因に求めたほうが、将来の行動予測がしやすいのだとか。
人間の行動に及ぼす外的要因(状況)の影響力は、私たち想像する以上に強大である。
心理と教育のいざないより引用
歪みという言葉
最期のほうは「歪み」という言葉がいっぱい出てきた。
認知の歪み=バイアス。
対人認知って?
- 外面的な特徴からの推測(内面を推測するのに十分な情報にならない)
- 既有の知識を最大限に利用
見えないものを推測することの難しさ。
ポイントの言葉
- スキーマ
- ステレオタイプ
- 自己中心性バイアス
- ナイーブリアリズム
それぞれの意味をしっかり押さえておきましょう、私。
学んだことまとめてみた『心理と教育へのいざない(’18)』【放送大学】自身も認知に歪みを持つひとり
推測→手がかり→自分の心から相手を見る=歪みを生む。相手の心の中なんかわかるわけない、だって見えないもん。ぐらいな気持ちで知ろうとする気持ち、謙虚に学びを進めて行きましょうと。
色眼鏡を通して相手を見ている以上、謙虚無くして先進めないということでざっくり。心理学の勉強楽しいね、とりこでした。