とりこです。
第5回繁信和恵教授「認知症と生きる(’21)」今回は、
- 進行性の認知症の種類と特性
- 認知症の進行に応じた対応
- 認知症の治療について
加齢による物忘れと認知症の違い
- 加齢による物忘れ 加齢により生じる知的機能の低下、遅かれ早かれ誰にでも
- 認知症 病気により生じる病的な知的機能の低下
加齢による物忘れは病気ではない、認知症は病気である。
認知症の種類
- 治療が困難な疾患 アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症など
- 予防が重要な疾患 脳梗塞など
- 治療が可能な疾患 正常性水頭症など
今回取り上げるのは、治療が困難な疾患、進行性の認知症「アルツハイマー型認知症」など。
進行性の認知症
- 脳血管性認知症
- アルツハイマー型認知症
- レビー小体型認知症
- 前頭側頭型認知症
脳血管性認知症については過去にちらっと。
普段の生活が大事『認知症と生きる(’21)』予防可能な認知症がこちら。
ここからめっちゃざっくり。
アルツハイマー型認知症
- 脳細胞死滅することで起こる認知症
脳の後方の障害。
症状に「初期:新しく経験した事柄・情報の記憶が困難、など。中期:家に帰れなくなるなど。後期:人物忘れ、自発性の低下、日常生活介助必要、など」
ほかの進行性の認知症よりは緩やかでいいのかな?10年~15年。
検査に「MRIやCT」海馬、頭頂葉の萎縮(左右対称に委縮)
治療に「4種類の薬(進行を遅らせる効果だけ)」最初は薬物なしで、ダメであれば薬物使用。
レビー小体型認知症
- 脳神経細胞にレビー小体が無数に出現する認知症
脳幹(脳の深い部分)から大脳皮質全般。どの部位に多くレビー小体が蓄積するかによって、症状が異なる。
症状に「初期:うつ状態。認知機能低下は目立たず。レム睡眠行動障害など。後期:パーキンソン病の進行、歩行困難など。」
検査に「MRIやCT」脳の萎縮は目立たない(アルツハイマー型と比べると)
治療に「非薬物的介入・薬物治療」多彩な兆候、治療も複雑で困難。
前頭側頭型認知症
- 脳萎縮(前頭葉・側頭葉)
前頭葉・後頭葉の障害。
症状に「初期:人格変化や常同行動、食行動異常。末期:自発性の低下など。」
検査に「MRIやCT」前頭葉、側頭葉の前方部に委縮。
治療に「非薬物療法中心」進行を緩やかにするといった治療薬はない。リハビリテーションが有効。
学んだことまとめてみた『認知症と生きる(’21)』【放送大学】ざっくりにも程がある
この講義を受けていると健康のありがたさを身に染みて感じます。看護師さんになるための勉強ってこういった勉強をずっとしていくんだろうな、凄いなの一言。
超高齢社会、知っておいて損はない。勉強まだ半分行ってないですが(ブログには一番書いてるかも)これからが本番だ。前も書いたかな、というわけで、頑張るぞ。とりこでした。