第4回、繁信和恵教授『認知症と生きる(’21)』

とりこです。

認知症と生きる。今回は

  • 認知症の前段階
  • 認知症診断の告知のありかた
  • 進行期に備えた人生会議について

今回も自分メモです、ご了承ください。

軽度認知機能障害について

軽度認知機能障害(Mild Cognitive Impairment : MCI)認知症とも知的に正常とも言えない中間状態

認知症と生きるより引用

2012年の調査報告で認知症患者は462万人、予備軍(MCI)400万人とされているんだとか。

現在2021年、この診断を受ける人は増えていく一方だよね、きっと。

ちなみにこの診断を受けても、数年後に正常な状態に戻る人も少なくないとか。継続的に経過観察や、認知症への移行する危険のある生活習慣病への介入など、やれることはたくさんあったぞ。

普段の生活がなによりも大切ですよと。

告知のあり方

認知症は病名でなく、総称。

軽度認知機能障害(MCI)を認知症の前段階として告知するか慎重にせよ、と。

教科書には中山町研究について記載されてます。1回目の検査でMCIと診断されても、5年後の検査で健常高齢者と診断された人も多数。

告知することによって、必要以上の不安を増大させる結果に繋がる可能性などもあるとか、慎重にならないといけない部分もありますよ、と

本人も家族も「どうしよう…」ってなるよね、普通は。

MCIと診断された場合、今後の進展が疑われる疾患や初期状況をなどを伝え、症状が出現したら速やかに受診せよと。

MCI=認知症確定ではない。でいいんだよね!?

まず認知症がどういうものか、本人や家族がしっかり理解をすること。今この講義を受けている私のことですね。

進行期にに備えたアドバンスケアプランニング

多くの認知症疾患は、進行性の大脳変性疾患である

認知症を生きるより引用

認知症の場合は診断がついた時点で早期から話し合いを重ね、代理決定者を決めておく必要がある。早期、がポイント。

本人の本当の意思を確認するにはどうしたら良いか、それが「アドバンスケアプランニング(ACP)」米国で1994年に提唱された。

日本での愛称は「人生会議」

  • どこで誰とどうしたいか
  • 食事が口から食べられなくなった時どうするか
  • ガンの時、治療は?
  • 延命希望は?

一度でなく、繰り返し話し合うことが重要なんだとか。受け身も否定しない、それぞれの人生を受け入れるってことでいいのかな。

最期、本人が望む場所にいられたら。

学んだことまとめてみた『認知症と生きる(’21)』【放送大学】

知らなかったことだらけ

動画の中盤、アルツハイマー型認知症(若年性)の事例が紹介されてました。会社や家族のフォロー、病院とのやりとりなど。

まだ55歳だよ!?なんて思いながら聞いてました。事例の人は若年性認知症だっただけにリアル。

認知症って身近にあるものなんだなって考える回、勉強はまだまだ中盤戦、頑張ります。とりこでした。