とりこです。
本日のおじさま紹介、フランスの社会学者「エミール・デュルケム」
そういえばこの教科書、女性が登場しないかもしれない(今更)。
本日も備忘録な感じでゆるり。
エミール・デュルケム
代表作『自殺論』など様々な本を執筆した、フランスの社会学者デュルケム(1858-1917)教育学や哲学の分野でも活躍されたんだとか。
この時代のフランスはわちゃわちゃだったの。
デュルケムって?
フランス生まれのデュルケム、あまりにも秀才だったので、大学入学資格を2学年飛び越えて獲得できたとか。
名門準備校でみっちり勉強した後、21歳で高等師範学校、エコール・ノルマル・シュペリウール(高等教育機関の教員や研究者を養成する学校)に入学。
同期にジャン・ジョレースや、アンリ・ベルクリン、ピエール・ジャネがいたんだとか。
すんごい所だってことで。
28歳でドイツとベルリンに留学、次の年に『ドイツにおける実証的道徳科学』発表。フランスに戻って、ボルドー大学講師の職に就き、結婚したってことでいいのかな。
この時代に『社会分業論』『自殺論』社会学史上重要な著作が出たとか。
1902年パリ大学に招かれ、それ以降は教育の研究中心だったのかな。のちに『教育と社会学』『道徳教育論』など。これらの本はデュルケム死後に出版されたんだとか。
1907年、デュルケムの関心が宗教・宗教社会学へ。1914年、第一次世界大戦勃発。1917年静養生活に入り、復職することなく死去。享年59歳。
この時代のフランスをざっくりと
フランス革命(1789)→ナポレオン帝政(1804)→第二共和政(1848)→ナポリタン三世 第二帝政(1852)→普仏戦争(1870)→第三共和制(1870)→共和制憲法発布(1875)→ナチスドイツによる北西部地域の占領(1940)
この時代に生まれたからこそ、デュルケムは活躍(?)できたんじゃないかな、どうかな?
道徳教育論
デュルケム没後に刊行『道徳教育論』社会における教育の意味を重要視していたのだとか。
1902年からの講義録をまとめて刊行したもの。ソルボンヌの教育科学講座。
- 規律の精神
- 社会集団への愛着
- 道徳を理解する知性
道徳性の第三要素、道徳という規範の合理的理解。
難しいよん。
市民社会における宗教に依存しない道徳教育のありかた、道徳教育の根拠を神から社会に置き換えていく
今の段階ではよくわかりません!ごめんなさい!これまでは宗教に依存してたってことだよね。
学んだことまとめてみた『発達科学の先人たち(’16)』【放送大学】フランスの歴史を調べながら
フランスでこの時代何が起きていたのか、調べることの方が楽しかったのは内緒。というわけで、デュルケムのお話でした。