とりこです。
昨日第2回「認知症と生きる」視聴したのでまとめ。間違っていること書いてるかもしれません、ご了承ください。
山川みやえ客員准教授と学ぼう第2回
第1回は井出訓教授でしたが、今回は山川みやえ客員准教授。お若いので年齢をうっかり検索したのは秘密。専攻は老年介護学。
認知症の人のライフヒストリーと地域包括ケアシステム
ポイントは「認知症は誰でもなりうるもの」。私もそうだし、親はもちろん、友人だってなりうる病気。
職場にいると、親が認知症やらなんやら、聞こえてくる年頃になってきました。
まさか自分が!!!!???まさか自分の親が!!!???っていうのが一番じゃないかな。
あらかじめ知っておいて損はない授業。これからの高齢者の増加に合わせて、義務教育でやったらどうなんだろう?とか思いましたがどうなんでしょうね。今の子どもたちは高齢者を支える大変な世代で間違いないし。
社会全体で認知症をもっと考えて行きましょう、はい。
周りの人たちが「認知症」をどのように捉えるか
例えば身近な人が「あの人は認知症です」となった時にどのように捉え、どのように接するかで変わってくるのだとか。
病気全般そうかもしれませんが、一般の治る病気と、進行性の病気は違う。
自分で出来ることが徐々に少なくなっていく中で、支える人たち、周りの人たちがどのように過ごしていくか。
授業の中で印象的だったのが、けっして「認知症の○○さん」などと言わないように。当たり前のことなんだけど、やってしまいがちな事も説明してくれました。
診断をつける意味
科学で証明されている知見を基に、その人にとって少しでも良いと思える状況、環境調整する。
認知症と生きる 第02回 認知症の人のライフヒストリーと地域包括ケアシステムより引用
「なにもわからない」ではどうすることも出来ない。診断によって初めて「動きはじめる」「行動に移せる」というのはあるかなと。病気の人も、その周りも、お互いにとってその診断は辛いかもしれませんが、はじめの一歩なんじゃないかって。
関係の見直しが迫られる、大事なことです。
本人を置き去りにしてはいけない
診断を受けた後の不安感・絶望感の中にある患者にとって初期の精神的ケアがとっても大事なんだとか。
初期は日常生活に支障がないから軽視されがちなんだとか。
本人を置き去りにしない、周りの人との関係性の深まりによって、尊重したケアへと繋がるとのこと。
簡単じゃない、難しいと思います。自分自身出来るとは思えない。
地域包括ケアシステム
詳しい説明は厚生労働省のホームページに載ってるよ。ということで、認知症になった人が普段どのような生活をしていたかをまず知りましょう、と言ってます。
介護保険など、提供できるサービスを見る前に、本人との対話をしながら将来のことを考える・進めていくようにと。
ただ周りの人も仕事をしていたりする以上、簡単ではないよ。どうしても患者より、支える側の都合が優先されてしまう現状、あるんじゃないかな。
この辺りも認知症初期にしっかり向き合うことなのかもしれない。
4つの「助」
- 自助 自分のことは自分でする
- 互助(ごじょ)相互に支え合って(家族・患者・NPO)
- 共助 介護保険
- 公助 税による公の負担
あらかじめ知っておくことは、周りの人たちだけでなく、自分自身のためでも。助け合って支え合って生きていくこと、生まれてから死ぬまで変わりません。
人はひとりで生きていけない、という事なんだね。
学んだことまとめてみた『認知症と生きる(’21)』【放送大学】認知症の人との関わり方
私自身、(一応)接客業なのですが、もっと高齢者との接し方は勉強してもいいかなと。話しかけられた高齢者のうち4人に1人は認知症の可能性。
接客の仕方ひとつにしても、余計なことをして怒られる可能性も秘めていた。
ふと思うことはけっこうあるな、こうやって書いていくと。
高齢者の関わり方含め、認知症とはどのようなものか、あと13回の視聴で学びます。人を知るとは難しく大変ですが、楽しいとも思いたい。とりこでした。