10代の頃に言われた忘れられない言葉を振り返ってみる

とりこです。

自身のことをもっと知りたい。そのために「ノート」「ブログ」「手紙」あれこれ駆使しながら書いてます。経験値が「剣」になるなら、勉強は「盾」になり、自身を知るが「装備」にあたるのではないか。

どうかなー?。

何を生き急いでるの?

高校時代、美術部顧問に言われたひと言。中学時代に絵が得意だったこともあり、高校時代1年間だけ入った美術部。

部員は2名ぐらい、薄暗く静かな美術室で絵を描いていたような。一番に書き終えたくて、必死になって描いた(ような)。

できました!先生に見せると微妙な顔。そこで言われた一言「何を生き急いでるの?」

上手いでも下手でもなかった。

その後どうしたか、記憶さっぱり抜けてるぞ。

何十年経っても忘れない言葉ってあるね

当時は絵が早く書ける!上手いんだぞ!というのをアピールしたかったのでは。先生にはお見通しだったのかもしれない。

言われた当時は恥ずかしさとかもやもやとか、金づちで殴られたような感覚だったような。今ふと思い出しても、あの美術室での光景が鮮明だから不思議。

自分が何を言ったかは忘れるくせに、人が放った言葉の力強さに驚いている。こうやって書き出すことで何か見えたかい?私よ。

必死に生きてきた10代

夜逃げや家出を経験した10代、その中で唯一救ってくれたのが漫画と絵を描くこと。高校時代、褒められるコトやモノが全然なくて、唯一、美術の先生に褒められたい!が、あったのかもしれない。

生き急いでいるという言葉を調べたら

承認欲求が強いんだとか。認められたかったんだね、美術の先生に。自分はこんなに頑張ってますよアピールか。

10代の私、頑張っていたんだな。

30代の私も生き急いでるかもしれない

凄いね!って言われたらやっぱり嬉しい。最近は「大学で学ぶ!」って言ったら凄いね!そんな反応は気持ちが良かった。昔も今も承認欲求が強いんだな、しみじみ。

生き急ぐ自分を認めて、もっと褒めて落ち着かせるか、ゆっくりしていいんだよって自分にナデナデするか。それはこれからなのかもしれない。

昔を振り返ってみたとりこでした。