とりこです。
手紙を書く人であれば、松浦弥太郎さんは通る道ではないでしょうか。男の中の男、本当に日本に紳士がいるのか!?というスマートで繊細でかつ、大胆な人、松浦さん。
松浦弥太郎の仕事術
タイトル通り松浦弥太郎さんが書いた本。2010年に出された本なので、今から10年前に書いた内容ですが、古さを感じさせないのは松浦さんの力じゃないでしょうか。
松浦さんは普段このように考え、このように行動しているのかが一冊でわかる本。失礼ながら同じ人間とは思えない。丁寧な物腰ながら、「ああっ、私今叱られているんだな…」ドMにはたまらないのではないでしょうか。(私だけ?)
手紙の書き方や片付けについて
普段から手紙を書く人なので、数ある松浦さんの本でも手紙については切っても切れない存在、必ず手紙については触れているんじゃないかな。過去に5冊以上読んでますが、手紙とは何なのかを教えてもらうのは松浦さんかもしれない。
手で書くという行為は、頭や心で考えることとつながっています。文章にしてもメモにしても、頭と手と指が覚えているので、後で書いたものを見直さなくてもいいほど、意識の中に刷り混まれます。
松浦弥太郎の仕事術より引用
この一文は私の中でもめっちゃ納得。頭の中を書き出す行為が手紙なので、大体覚えているから不思議、私だけじゃなかった、松浦さんもなのね!ひとり本読んではしゃいでた。全身全霊で書いた内容ほど、覚えているものです、不思議ね。
デジタルを否定している人ではない
メールもするし、パソコンも使って仕事しますが、勉強した上でアナログを推奨しているから凄い。人一倍勉強家というのがひしひしと伝わってきます。
起きてすぐにパソコンの電源いれるのどうなの?って、ああっ私のことです、あら嫌だ恥ずかしい…。松浦さんは私をどこまで恥ずかしい気持ちにさせてくれます。現代人にこそ、問いかける内容なのかもしれません。
いつもすっきり整理整頓されている状態が、よき発想、よき仕事には欠かせないということかもしれません。
松浦弥太郎の仕事術より引用
手紙はもちろん、家庭や職場でもいえること。家を仕事場にしている人なら片付けされた状態で、職場環境は働く人全体のメンタルが出るので、考えさせられます。正直綺麗かと言われたら、うん、散らかってる!
落ち着いた言い回しが好き『考え方のコツ』松浦弥太郎 紳士から学ぶ『人生を豊かにしてくれる「お金」と「仕事」の育て方』松浦弥太郎ごちゃっとした生活から、丁寧に毎日過ごせる大人になりたい人へオススメの本「松浦弥太郎の仕事術」片付けの難しさを考えながら今日も一日過ごすとりこでした。